コーチングを学んでみようと本を探してみても、どれが良いのかなかなか分からないですよね。
この記事では、国際コーチング連盟(ICF)認定コーチがオススメするコーチングの本をご紹介します。
コーチング・バイブル(第4版): 人の潜在力を引き出す協働的コミュニケーション (BEST SOLUTION)
感情の「みかた」 ~つらい感情も、あなたの「味方」になります。
感情は、言語化されていない私たちの想いを教えてくれる、大切なサインです。
コーチングにおいて、テーマに関する新たな気づきを生み出すことは基本的なことですが、テーマのみならず、クライアントが自分でも気づいてなかった自分の感情や習性、固定観念などを明るみに出すことができることが、コーチングにおける深みです。
感情の「みかた」を読むことで、感情の「見方」が深まり、感情を「味方」につけることができるようになり、コーチングに大いに役立つと思います。
なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践
ハーバード大学教授の2人によってなされた、30年以上にわたる人の変化に関する研究について書かれたこの本は、ハッとさせられる知識の宝庫です。
コーチングの価値は、クライアントの変化の大きさであり、コーチとして人の変化に関して理解を深めることは、とても大切なことです。
また、個人の変化だけでなく、変化を生み出す文化についても多く書かれており、チームビルディングや組織開発などの視点でも活用できる内容となってます。
ハーバード流マネジメント講座 90日で成果を出すリーダー
マネージャーが直面する最も困難な状況は、転職や異動により、新たな役割を与えられた時から90日間だと言われています。
そのような状況下にあるクライアントが確実に成果をあげるために、コーチとしてどのようなステップで導くことができるかを、さまざまなツールと共に具体的に説明してくれているのが、この本になります。
フォーチュン500の企業も多く使うこのコーチングモデルの理解を深めることで、マネジメントだけでなく、多くのコーチングトピックに活用できると思います。
本当の勇気は「弱さ」を認めること
全ての人の願いは「幸せ」になることであり、コーチングの役割は、クライアントの目的に伴走することと同時に、クライアントがウェルビーイングに近づいていくサポートをすることです。
そのためには、人の心の健康について理解を深め、どのような思考が「幸せ」に生きることを妨げているかを理解する必要があります。
世界中の「心から生きる人」を研究した結果に基づいたこの本は、人が、他人の価値観に流され生きるのではなく、いかに「自分らしさ」を持って生きていくことができるかを教えてくれます。