「会話のキャッチボールが続かない…」そう悩んだことはありませんか?
会話がうまくいかないときに、相手との距離が縮まらなかったり、誤解が生じてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
円滑なコミュニケーションのためにも、会話のキャッチボールのコツを掴むことは大切です。
この記事では、会話が続かない原因を挙げたうえで、具体的な改善策をわかりやすく解説していきます。
【この記事でわかること】
- 会話は、 日々の意識と練習を重ねることで必ず上達していきます。
- 練習方法として「相手の話を最後まで聞くことを意識してみる」「質問を一つ増やしてみる」「相手を尊重し、相手の気持ちを考えてみる」などが挙げられます。

コミュニケーションスキルは訓練で向上できます。この記事を参考に、一歩ずつ、自信を持って会話ができるように練習をしてみましょう!
会話が苦手・キャッチボールできない理由
会話が苦手、キャッチボールができないと感じるのには、さまざまな理由が考えられます。
ここでは、主な原因を5つに絞って解説していきます。
自分のことばかり話してしまう
会話のキャッチボールが苦手な人に多いのが、自分の話ばかりをしてしまうタイプです。
例えば、相手が「最近、仕事で新しいプロジェクトが始まって…」と話しているのに、「そういえば、私も昔…」と自分の話にすり替えてしまう、といったケースなどです。
このような人は、自分の話に興味を持ってもらいたい、自分のことを知ってほしいという気持ちが強い傾向があります。
しかし、相手の話に耳を傾けず、自分の話ばかりしていると、相手は「この人は私の話を聞いてくれない」と感じ、会話が途切れてしまう可能性があります。
相手の話を聞かない
会話は、話すことと聞くことの両方が同じくらい重要です。
しかし、中には相手の話をきちんと聞けていない人もいます。
例えば、相手が話している途中で「で、結局何が言いたいの?」と遮ったり、相手の言葉にきちんと反応しなかったりするケースなどです。
このような人は、自分の意見を主張したい、早く結論を知りたいという気持ちが先行している傾向があります。
しかし、相手の話を聞かずに自分の意見ばかりを押し付けると、相手は「この人は私のことを理解してくれない」と感じ、会話が続かなくなる可能性があります。

一方通行では会話は成り立ちません。相手の言葉だけでなく、表情や仕草からも相手の気持ちを汲み取れるようチャレンジをしてみましょう!
質問ばかりしてしまう
相手に興味を持って質問をすることは、会話を盛り上げるために大切なことです。
しかし、質問ばかりを繰り返してしまうと、相手は尋問を受けているような気持ちになり、不快に感じてしまう可能性があります。
例えば、相手が「来期の営業戦略について、新しい施策を検討中です」と話しているときに、「具体的にはどのような施策ですか?」「目標とするKPIは?」「担当部署は?」「いつまでに決定するのですか?」と矢継ぎ早に質問攻めにするのは避けましょう。
質問は、相手の話を引き出すためのツールとして活用するのがポイントです。
話題が飛んでしまう
会話の中で、関連性の薄い話題を突然持ち出してしまうと、相手は困惑し、会話の流れが途切れてしまう可能性があります。
例えば、相手が「先日、海外支社との会議で、新しいプロジェクトの提案がありました」と話しているのに、「海外出張はいいですね!私も以前、〇〇に行って、現地の文化に触れることができました」と、相手の話の本筋から少し外れた、自分の体験談を話してしまうケースです。
このような人は、自分の興味関心のあることや話したいことが次々と頭に浮かんでしまう傾向があります。
しかし、話題が飛んでしまうと、相手は「この人は何を話したいんだろう?」と混乱し、会話についていけなくなる可能性があります。
ネガティブな発言が多い
会話の中で、愚痴や不満、悪口など、ネガティブな発言が多いと、相手は暗い気持ちになり、会話が重くなってしまう可能性があります。
例えば、相手が「新しい仕事に挑戦することになったんだ」と意気込んでいるのに、「大変そうだね」「失敗したらどうするの?」といったネガティブな反応をしてしまう、といったケースです。
このような人は、心配性であったり、自分に自信がない傾向があります。
しかし、ネガティブな発言ばかりしていると、相手は「この人と話すと気持ちが沈む」と感じ、会話から遠ざかってしまう可能性があります。
会話が上手い人と下手な人の違い
会話が上手い人、下手な人。 一体何が違うのでしょうか?
具体的な例を挙げて、両者の違いを比較しながら見ていきましょう。
会話が上手い人(Good例)
会話が上手い人は、双方向のやり取りを意識し、相手に配慮することを忘れません。
例えば、相手の話にしっかりと耳を傾け、相槌を打ちながら、興味深く聞いている姿勢を示します。
また、相手の言葉を受けて、関連する話題を提供したり、共感したりすることで、会話を自然に広げていくことができます。
さらに、質問を投げかける際には、相手が答えやすいオープンな質問を心がけ、会話の主導権を相手に渡すことを意識しています。
例えば、相手が「週末は映画を見に行ったよ」と話したときに、「へえ、そうなんだ!どんな映画だったの?」と感想を促す質問をしたり、「最近、映画館に行けてないなぁ。おすすめの映画があったら教えてほしい!」と自分の話も交えながら質問することで、相手との共通点を見つけ、親近感を抱かせることができます。
このように、会話が上手い人は、相手を尊重し、気持ちの良いコミュニケーションを築くことを大切にしています。
会話が下手な人(Bad例)
一方、会話が下手な人は、双方向のやり取りを意識できず、自己中心的な会話になりがちです。
例えば、自分の話ばかりをして、相手の話を聞かなかったり 、遮ったりしてしまうことがあります。
また、相手の気持ちを考慮せずに、失礼な発言をしたり、否定的な意見ばかりを述べたりすることがあります。
さらに、質問をする際も、相手を問い詰めるような質問や、答えにくい質問をしてしまうことがあります。
例えば、相手が「週末は家でゆっくり過ごしたよ」と話したときに、「え、何してたの?何もしてないの?」と詰問するような質問をしたり、「なんで出かけないの?つまらないじゃん」と否定的な意見を述べたりしてしまうことがあります。
このように、会話が下手な人は、自分のことばかりを考え、相手の気持ちをおろそかにしてしまう傾向があります。

会話をするときに、実際に相手がGood例の方だと自分も気持ちよく会話できるイメージが持てますよね。
会話のキャッチボールを改善する方法
会話のキャッチボールが苦手な方も、ちょっとしたコツと練習で、円滑なコミュニケーションを取れるようになります。
この章では、会話のキャッチボールを改善するための具体的な方法を5つご紹介していきます。
積極的傾聴で相手を理解する
会話のキャッチボールを改善する上で、積極的傾聴は非常に重要なスキルです。
具体的には、以下の要素が含まれます。
【積極的傾聴の要素】
- 相手の言葉に集中する
携帯電話を触ったり、他のことを考えたりせず、相手の言葉に意識を集中しましょう。 - ノンバーバルコミュニケーションを意識する
相手の表情、視線、身振り手振りなど、言葉以外の情報からも相手の気持ちを汲み取ろうと努めましょう。 - 共感を示す
相手の言葉に共感し、理解していることを伝えることで、相手との信頼関係を築くことができます。「それは大変でしたね」「分かります」など、共感の言葉を積極的に使いましょう。 - 適度な相槌を打つ
相槌は、相手に「聞いているよ」というサインを送るだけでなく、話のリズムを作り、スムーズな会話を促進する役割もあります。「うんうん」「なるほど」「へぇ〜」など、状況に応じて適切な相槌を使い分けましょう。
積極的傾聴を実践することで、相手との相互理解を深め、より質の高いコミュニケーションを取ることができるようになります。
特に、会話が苦手な人は、自分のことばかり話してしまう傾向があるため、積極的傾聴を意識することで、相手の話に耳を傾ける習慣がつき、会話のキャッチボールがスムーズになるでしょう。

積極的傾聴とは、相手の言葉の裏にある本当の気持ちに耳を傾け、 理解しようと努めることです。信頼関係を築くことが、より深いコミュニケーションへと繋がっていきます。
会話の「間」を意識する
会話の「間」とは、言葉と言葉の間の空白の時間のことです。
適切な「間」を置くことで、相手は話を理解する時間を持つことができます。
また、「間」によって、会話にリズムが生まれ、心地よい雰囲気を作り出すことができます。
しかし、会話が苦手な人は、「間」を恐れて早口で話してしまったり、沈黙を埋めようとして余計なことを言ってしまったりする傾向があります。
「間」を効果的に使うためには、まず相手の話を最後まで聞き、理解することを心がけましょう。
そして、自分の考えを整理した上で、ゆっくりと話すように意識しましょう。
「間」の取り方は、相手や状況によって変化します。
相手の反応を見ながら 適切な「間」を探っていくことが大切です。
質問力を磨く
質問は、相手の話を引き出し 会話を深めるための有効な手段です。
しかし、質問の仕方によっては、相手を不快にさせてしまう可能性もあります。
質問力を磨くためには、以下の点に注意しましょう。
【質問力の要素】
- オープンな質問を心がける
「はい」や「いいえ」で答えられる質問ではなく、相手の考えや気持ちを引き出すような質問をしましょう。
OK例:「休日はどのように過ごしていますか?」
NG例:「休日は外出しますか?」 - 具体的な質問をする
抽象的な質問ではなく、具体的な内容を尋ねることで、より深い会話につながります。
例:「旅行で一番印象に残っていることは何ですか?」 - 質問攻めにしない
質問ばかりを繰り返すと、相手は尋問されているような気持ちになってしまいます。適度な回数で質問するように心がけましょう。
5W1Hを活用する
5W1Hとは、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)の6つの要素のことです。
これらの要素を意識することで、相手に分かりやすく情報を伝えることができます。
例えば、相手に週末の出来事を話す際に、「昨日は、友達と映画を見に行ったんだ。話題の新作で、すごく面白かったよ!」とだけ伝えるのではなく、「昨日は(When)、渋谷の映画館で(Where)、友達と(Who)、話題の新作映画を見たんだ(What)。評判が良かったから見に行ったんだけど(Why)、想像以上に面白かったよ!(How)」のように、5W1Hを意識して話すと、より具体的で分かりやすい情報を伝えることができます。
また、5W1Hを意識することで、会話の広がりも生まれます。
上記の例であれば、「渋谷の映画館に行ったんだ」という情報から、「渋谷にはよく行くの?」「渋谷で他にオススメの場所はある?」といったように、新たな話題に発展する可能性があります。
このように、5W1Hを意識することは、相手に分かりやすく情報を伝えるとともに、会話をスムーズに展開することにも役立ちます。
肯定的な言葉を使う
会話の中で、肯定的な言葉を使うことを意識することで、相手との良好な関係を築くことができます。
肯定的な言葉とは、「すごいですね」「いいですね」「素晴らしいですね」など、相手を褒める言葉や、共感を示す言葉です。
肯定的な言葉を積極的に使うことで、相手は認められたと感じ、自己肯定感を高めることができます。
また、会話の雰囲気も明るくなり、より楽しい時間を共有することができます。
逆に、否定的な言葉を使うと、相手は傷ついたり、不快に感じたりしてしまう可能性があります。
「でも」「だけど」「そうは言っても」など、否定から始まる言葉は避け、なるべく肯定的な表現を使うように心がけましょう。

いきなり全てを行うことは難しいかもしれませんが、できそうなものを、一つずつ意識してみることから始めてみましょう!
結論|話し方や聞き方を見直してみよう
この記事では、会話のキャッチボールが続かない理由と、その改善方法について解説しました。
会話のキャッチボールは、一朝一夕に上手になるものではありません。
しかし、 日々の意識と練習を重ねることで、必ず上達していきます。
まずは、今日からできる小さな一歩から始めてみましょう。
例えば、相手の話を最後まで聞くことを意識したり、質問を一つ増やしてみるなど、自分にもできそうだと感じることから実践してみてください。
そして、自分の会話のパターンを振り返り、改善点を見つけ、日々の実践を重ねていきましょう。
会話のキャッチボールに関するよくある質問

この記事が、みなさんのコミュニケーション円滑化への第一歩になれば幸いです!